出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

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2017/11/21

偏心木の伐倒

知り合いのきこりさんから、偏心木の伐倒に有効かもしれない方法をブログにまとめたとの連絡をいただきました。
E@かなしぶ通信


それは僕のブログの伐倒の失敗記事を読んでその解決方法を探る中で思いついたそうです。


やり方はリンク先の「かなしぶ通信」を読んでいただきたいのですが、軽くここで説明するとこのようになります。

・狙いは傾いている(重心が偏っている)方向と直角方向

・受け口は普通に作り、追い口は以下の動画のようにする


この動画はあまり巧くないですね〜
もっとキレイに決まっている動画があったはずなんですが、見つけられませんでした。。。


ぜひ皆さんもお試しアレ。
僕もやってみて、またブログで報告しますね。

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2017/11/17

でき杉先生2017

地元、県立吉野高校でチェンソーアート授業を行ってきました。
今週月曜日のことなんですけどね。。

もうおそらく10年くらい続けていて、たくさんの学生を指導してきたことになります。
ただ一つ間違いなく言えることが生徒の数が減っていること。
もちろん学生の総数も減っているのですが、森林、林業、木材加工に興味を持つ学生も減っているのは間違いなく、、、

この授業が少しでも学生たちの心に残ることを期待しています。

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この女の子はびっくりするくらい筋が良かった。
先生に聞いてみると何をやらせても器用にこなすということで納得。

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先生の協力もありつつ進めていきます。

生徒たちのイスづくりが終わったら、僕が5〜10分ほどチェンソーアートの実演を行います。
チェンソーでこんなこともできるんだと驚いて記憶にとどめてくれたらいいなと思ってます!

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2017/11/13

11月の吉野チェンソーアートスクール

今月は福本校長によるフクロウのカービングになります!

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2017年11月19日(日)午前9時半~午後4時半終了予定

場 所 吉野アートスタジアム

    奈良県吉野郡吉野町西谷(新鹿路トンネル南口より約200m)

    TEL.0746-32-2960←当日の連絡先  ※携帯電話は通じませんのでご注意ください。

講 師 吉野チェンソーアートスクール校長 福本雅文

受講料 12000円(講習費、丸太代含む)※年会員の方は10800円

対 象 高校生以上の男女(チェンソーの経験は問いません)

お持ちいただくもの

チェンソー、混合ガソリン、植物性チェンソーオイル、チャップス、(イヤマフ、ゴーグル、グローブ、安全靴も推奨)昼食、飲み物、筆記用具

チェンソー、安全装具等をお持ちでなくても大丈夫です!


【お申込み/お問合せ】

吉野チェンソーアートスクール事務局

〒639−3445 奈良県吉野郡吉野町楢井190-3 吉野林業資材センター内

TEL.0746−32−8129

FAX.0746−32−1318

E-mail.ringyou@yoshino-shizai.com

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天川村森林塾

この週末、奈良県天川村の森林塾に講師として参加してきました。

これは最終的には自伐型林業を目指して、チェンソーの扱いや小型重機での作業道のつけかたを学ぶものです。
ここで僕はチェンソーの取り扱い、伐採造材の担当です。

総勢20名を超えるメンバーが集まり、人材もとても幅広く天川村のヤル気と参加者の熱気が相まってとても良い雰囲気でした。

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室内でのロープワーク。
まず、覚えるのは「もやい結び」と「丸太結び」。

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午後からは選木作業。
一般的な選木、吉野林業における選木、スイス林業における選木方法を学びます。

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吉野では現場に入るとまず初日にできるようにならなければならない、ロープの打ち上げ(投げ上げ)。
この作業を行うためにも、もやい結びは必ずできるようにならないといけないのです。

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日付変わって二日目はただひたすら伐採を繰り返します。
受け口の重要性を知ってもらい、基本をしっかりと繰り返します。

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間伐材は1mに玉切って天川村フォレストパワーへ搬出。

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このような講習会では、もう口うるさいほど安全装備や元玉切り、浴びせ倒し、一人作業、上下作業などの禁止事項を行わないように指導しています。
でも、これは僕は自分自身に言っているところもあって、ついつい面倒で暴走してしまうクセがあるので、みなさんに口すっぱく言いながら、自分の身を引き締めているということだったりします。

牽引の時に、伐倒線上からずれますが直引きしてしまうクセはなかなか抜けなくて、やはり軽量でピンを落としてしまったりしない使いやすい滑車を用意しないといけないなと反省もしています。。

参加者の皆さん、森林塾はまだ続くのでこれからも安全作業で頑張ってください!

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2017/11/06

現場作業の重ね着、レイヤリング

11月になり一気に冷え込んできました。

日中はまだそれなりにマシだったりしますが、日陰での作業は厳しいものがありますね。


で、皆さんに質問があります。

「現場作業時にどんな重ね着がいいかということ」


まず、インナー(ベース)を着ますよね。
インナーについては以前記事にしているのでそちらを見てください。

で、ミドル、アウターと寒くなってきたら3枚くらい重ねると思うんですよ。


僕がこの時期の作業着としてとりあえず採用したのはモンベルのクラッグジャケット。
生地がある程度丈夫で、ストレッチ、撥水性もあり、薄く軽いけど適度に暖かいところが気に入ってます。
最近チェンソーメーカーや安全服メーカーが作業着を出していますが、それはなかなか試着とかする機会がないのでモンベルで代用してます。
できれば早くモンベルから現場作業専用の商品が誕生するのを楽しみにしているんですけどね。


このクラッグジャケットをミドルにするか、アウターにするかで悩んでいるというか迷っているというか。
僕はクラッグジャケットをミドルにして、アウターにモンベルのアノラックを着ているんです。
僕はヤッケが山いき最強の作業着だと思っているんで。
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アノラックは、ある程度防水防風性があり、普通のナイロンヤッケよりしっかりしていて重宝しているんです。

でも、アノラックとナイロンヤッケの価格差は10倍。。。
この差を思うとナイロンヤッケでもええんかな、、、なんて思ったりもして。


対して、相棒のbirdさんはクラッグジャケットをアウターにして、ミドルを中綿素材のU.Lサーマラップパーカにしています。
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「俺はこんな組み合わせじゃ暑くてかえってシンドイよ!(本音:高くて買えないよ!)」って話してるんですけど、激しい作業でなければちょうどよく快適に着こなせているそうです。


クラッグジャケットのような作業着はミドルで行くべきか、アウターにすべきか。
あまりモコモコせずにスマートに機能的に着こなして行きたいと思ってる今日この頃です。

これからの季節、フリースなら軽くて暖かくていいんですが(確かにこれまでは重宝してた)、たとえミドルにしていてもチェンソーの細かい木くずとかで汚れやすいような気がして、今はなるべく汚れにくい、ゴミがつきにくい素材を選ぶようにしていたりします。

当然、真冬はもっと着込むとして、晩秋のこの時期、皆さんならどう考えますか。

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2017/11/01

大和森林物語

毎日新聞奈良版で連載中の田中淳夫さんの「大和森林物語」。
今ちょうどスイス林業について語られているのですが、僕がこの夏に行ったスイス研修の様子が紹介されています。

こちらからその連載を読むことができるので興味のある方はぜひ。
リンク切れの際はご容赦を。

僕のスイス研修の様子についてはこちらをどうぞー

ちなみに、田中さんの原稿に登場している中森くんは、森林組合の職員として事務仕事をしながら現場では樹上伐採を軽々こなすというスーパーマンだったりします。
県内の森林組合に彼のような職員がいるというだけで心強い!

奈良県のスイス林業への取り組みは果たしてどうなるのか。
現場の僕もハラハラしながら見守ってます。

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2017/10/28

日本人には思いつかない伐採方法

「新しい伐採方法のテスト」と題されたこの動画。

これなら十分退避できる余裕があるし安全だね!っていうことなのかしら。。。

ナイス!的なコメントが多くて、インスタのノリとは言えちょっと驚きです。
狩猟にあまり馴染みがないからそう思ってしまうのかな。
世界は広いわ。

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2017/10/21

スイス林業と日本の森林

スイス研修から帰ってきて購入した本がこれ。



一緒に行ったメンバーは当然行く前に読んでいたようで「良かったよ」と。
で、遅ればせながら購入した次第です。


前作、「スイス式[森のひと]の育て方」 が「教育」に重点が置かれていたのに対して、こちらはスイス林業をどうやって日本の林業に生かして行くか、という方向になっています。
具体的に言えば「森づくり」というのかな、伐採方法とか技術的な話じゃなくて、スイス式の森づくりのエッセンスを紹介し、日本の森林にも生かす方法を探るというか。

ていうか、僕はスイスから帰ってきて「森づくり」に関心が行ってるので、そう読めたのかもしれませんが。。


この本の中で「近自然森づくり」という言葉が頻繁に出てきます。
ま、言いたいことはわかりますよね。

でも、この「近自然」っていう言葉がパッと入ってこないというか。
「キンシゼン??」みたいな。

まあ、用語についてはここでは置いておきまして、
とにかくね、この「量の林業」全盛の時代の流れがある中で、そうではなくて恒続林を目指すというこの姿勢。
惚れてまうがな。

ちな、恒続林というのは「異なる樹種、異なる樹齢で将来にわたり良材を収穫し続けることができる木々で構成されていて、定期的な大径木の収穫が森の手入れになる」(p59)森林のことです。


今の林業になんとなくギモンを感じている人、自伐型で道をつけて間伐して、、、で、その先は?って人なんかに、この本はとってもオススメですよ。

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2017/10/17

ウインチ体験会@日吉町

雨が続きますねー

先日土曜日になりますが、Rウインチの体験会を京都府日吉町にて開催してきました。
予報では雨の確率も高かったんだけど、降ってもパラパラ程度。
ちょうどよい気候でした。

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今回、杉林でのウインチ体験ということで、できることが限りられてしまう中、とりあえずこんな感じのデモをやってみようということに。

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僕らが普段つかっているRウインチ40プロトタイプと近代美装さん持参のRウインチ46を使っての吊り上げ。
「Mリグ」とでも呼べばいいのかな。
もちろんウインチ1台でもできるけど、今回体験会ということで。


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こうして、実際にウインチを前にして、どのように設置しているのか、現場でどのように使用しているのか、こういうシチュエーションではどうするの? などなど、たくさんの意見交換が何よりも貴重なんですよね。

マジでやっぱりネットやSNSじゃ、ぜんっぜん得られないんですよね、こういうの。
ブログやSNSで書けないことたくさんあるんですよ。


今回、車で8時間以上運転して参加してくれた人がいました。
なかなかこういう機会がないからだそうです。
学ぶためには全てを厭わない姿勢、僕も見習わないとな。

書を捨てよ、町へ出よう!

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2017/10/15

FW2 かかり木講習

昨日、金曜日になりますが、奈良県のFW2のかかり木の処理についての講習会を担当してきました。

スイス帰りということもあり、研修生たちにはそのあたりの話も挟みつつ、午前中は講義、午後は現場へ出て実践という形をとりました。

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今回伝えたものは現場で絶対にこうしなければならない、というものではありません。
あくまでエッセンス。
彼らがそれを自家薬籠中のものとして現場でうまく使ってくれることを期待しています!

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