出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

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2018/02/19

モンベルのチェンソーパンツ新色

モンベルのチェンソーパンツ「バリスティックウルトラロガーパンツ」

最近はアウトドアのネットショップでも見かけるようになって来ました。
そこでこの春、いよいよ新色追加です。


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新色はブラック!
つまりオレンジの部分も黒いという「まっくろくろすけ」なパンツが登場です。


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これなら従来の「オレンジ/ブラック」とまた違ったコーディネートが楽しめますね!
油汚れも目立たないし、僕はこっちの方が買いですね。


で、この春のもう一つ注目すべきなのは、サイズ。
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つまり、股下の短いバージョンが追加されました!

これを望んでいた人は多かったのではないですか。
このパンツはユニセックスですから、老若男女、様々な体型の人にフィットするサイズ展開は嬉しいですね。

あとは僕のためにM-Lのサイズ展開待ってますよ!>モンベルさん。


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僕はこのモンベルのチェンソーパンツが発売された当初から履き続け、もう1年近くになりますが、ほつれや破けはほぼありません(昇柱器のツメで突き刺してしまったところはさすがに少し破けてしまった)。
やっぱり生地は相当強いと実感しています。
その分、足上げが突っ張る感じがありますが、これだけ丈夫なら、それも当然と思えます。


この新しいパンツも、もう店頭に並んでいるのかな。
興味のある人は、ぜひ全国の店舗で手にとって試着してみてくださいね。

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2018/02/17

丹沢の山を見て来た

山仕事の大先輩に丹沢の山を案内してもらいました。
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この杉林はこの地域によく見られる山ということだった。

やっぱり吉野の杉と比べると枝(節)の跡が目立つ印象。
吉野は早い段階で枝を落としているので、その違いでしょうか。


つづいて、分収林を見に行きます。

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これは数年前に間伐して、おそらく去年植林したと思われます。
まだシカが少ないようでこうやって苗木が活着、成長している姿をみると感動してしまいます。


また、場所を移動して、続けてヒノキの植林地へ。
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10年生くらいのヒノキ山だそうで、ここも獣害はなくスクスクと育っていました。
神奈川県林政課の皆さん、ちょうど頃合いですのでしっかり枝を打って風通しを良くしてあげてください。
きっといい森になりますよ!


最後に木材市場を見学。
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もうね、競りとかないんですって。
事前に業者が材をチェックして札を入れておいて、市日に開けて落札業者が決まるという。
年度末ということもあり、出てくる材が少なかったそうですが、写真のヒノキ材は枝も早い段階で打ってありなかなか良かったです。
それもそのはず材は諸戸林業さんの山から出たものでした。


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と、駆け足で丹沢の山を見て回ったのですが、スギヒノキ以外にもコナラなどを植林してこれまでの林業とは違った形で地域の山づくりを目指しているところなども見学し、やはり森づくり、山づくりは素晴らしいなあと改めて思った次第です。


案内してくれた先輩とはたくさん色々な話もできたし、やはり100回のメールよりも全然価値がありますね。
来てよかった。

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2018/02/13

永切れするノコギリ

この連休、近くの町で開かれていた農機具屋さんの展示会に丸源鋸さんがくるというので会いに行って来ました。

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丸源鋸といえば、僕が枝打ちに向く鋸を検証した際には存在を知らず、検証することができなかったのですが、その後使ってみて総合的に考えると隠れ1位!だとイチオシしていたノコギリなんです。


それが今回、展示会で社長にお会いして話を伺うと、

「さらにより長く使ってもらえるように改良した」と。

どこをどうしたのかは企業秘密とのことでしたが、ギリギリの日当で生活している身にこれはありがたい。

僕が愛用しているのは大地細目。
これは使うのが楽しみだ。


そして朗報。
丸源鋸がamazonでも購入できるようになりました。

種類が少ないのが難点だけど、気軽に買えるのはいいですね。

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2018/02/10

ロープ高所作業特別教育ってズバリどうなの

ロープ高所作業特別教育って、最近耳にするようになったけど、のり面工事の建設関係やビルメン、消防とかに必要なものであって、林業にはどうなの?

っていう声がザワワと聞こえて来るので、


このテキストを作るにあたって中心的な役割を果たした中坪造園さんの中坪さんにお話を聞いて来ました。


詳しくは「道具と技」vol.18を待ってて欲しいんだけど、やはりこのなんともいろんな意味で難しい法律をテキスト化できるのは、中坪さんをおいて他にはいないと確信させられました。
安全意識、道具の知識、学ぶ意欲、指導力、どれをとっても素晴らしい。


僕が意識したことがなかったところまで細かく検証していましたし、気になる新しい道具はまず自分で試してみるという姿勢。
試行錯誤を繰り返し、未だ日々勉強と言い切る。

ただただ感服です。
この気持ちを原稿に反映できるように頑張ろう!

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2018/02/07

目立てワークショップ@鳥取県八頭中央森林組合

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やって来ました、八頭中央森林組合
一日ずれていたら大雪だったみたいですが、講習会当日はなんとか大丈夫でした。


鳥取県にチェンソーの目立てを話に来るのは2度目。
前回は2011年と言うことで7年ぶりの鳥取となりました。
その時のブログはこちらです

この時のブログ記事、何が書いてあるのかよくわからないっすね(汗)
この頃はマニアックに細かいことばかり気にしていたなあ。


とにかくこの2011年の時は、終わった後、すごく凹みまして。
調子に乗って細かいことまで話しすぎて、研いだり、丸太を切る時間があまり取れなかったかなと。


なので、今回は
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つうことで、チェンソーに向き合ってもらう時間を増やしてカッターをしっかり観察したり、研ぐ時間をできるだけ取るようにしました。


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できるなら目立ての時は地面じゃなくて台に置いてやりたかったんだけど、場所と人数の関係でできなくてそれは残念。

でも、僕の目立てフォームは今回室内、屋外でもしっかり見てもらえたと思うんで、要領はわかってもらえたかと。


林業の中心がハーベスタ、プロセッサになっているとは言え、やはりチェンソーはまだまだ必要不可欠。
刃の切れる使いやすいチェンソーで身体は楽に、気持ちよく安全に仕事して行きましょう!


お世話になった八頭中央森林組合の皆さな、きっかけを作っていただいたSさん、ありがとうございました。

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2018/02/04

岡三マン

久しぶりのゆっくりした休日、一冊の本を読み返していたんです。

(発刊当時、ブログで取り上げた記事はこちら

泉林業では昭和44年に死亡災害があり、それ以来

「安全はすべてに優先する」を社是として、林業を天職と信じてこれまでやってきました。(p94)

とあって、

朝のミーティング内容は、災害の速報が入るとその情報とか、班長が黒板に書いたその日の目標に対して、私がコメントしたりします。(p97)

と、ここを読んでふと思ったんです。


岡三マンってみなさん知ってます?(唐突)

相場関係ニュースの速報性が半端なく早く、ニュースが報じられた数秒後にはツイートするというとんでもない人(たち?)。


もうこんな時代だし、スマホに林業関係(というか災害事例)ニュース速報がポンと飛んでくるっていうの、全然アリだと思うんですけど。

普通の情報ならプル型(ユーザーから情報を得に行く)でもいいですけど、災害事例とかはプッシュ型(ユーザーのところに自動的に配信されてくる)であって欲しいなと。

事務所にファックスで届くのではなく、現場作業員のスマホへ直接届くってことが大事。



林災防のホームページ
を見てもらうとわかるんですが、死亡労働災害多発警報が発令されている県もあります。
警報が出るってヤバいですよ。

「林災防マン」の中の人、ぜひ実現してくれないかな〜

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2018/02/01

カッターの状態をよく把握すること

近年、林業現場に大型林業機械の導入が進み「油圧最強!」な現場も多いと思います。

大型機械の普及が進むにつれ、油圧の魔力に取り憑かれ(オレも)、ついつい手工具の取り扱いがおろそかになってしまう。
チェンソーもいちいち丁寧に研ぐのが面倒でプロセッサやハーベスタのようにパワーで押し切ろうとしてしまう。

特にチェンソーが個人持ちではなく、事業体持ちだとついついナアナアになってしまうところありますよね(確信)


現場人は刃が命!」というわけで、今日もチェンソーの目立てについて語りたいんですが、方法についてはブログの左サイドバーにある「チェンソー目立てマニュアル(準備編)(実践編)」を見てもらいたいと思います。

じゃあ今から何をするかというと、目立てをするには、その対象を知らないといけないということでチェン(カッター)の状態をよく見てみようじゃないか、ということなんです。


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2つの画像のカッターともに、刃先が痛んでいる上に、上刃のメッキの表面に細かい筋が入っています。
刃先が痛んでいるところは丸ヤスリでしっかりと研ぎたいですね。

僕はこのメッキのダメージも切れ味に影響すると思ってます。
これは丸ヤスリでは取りきれないですが、影響はわずかでしょうから気にする必要はないかと。


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どうしてこういう状態になるのか不思議ですが、ピンポイントで何か硬いものに当ててしまったのか。
カッターにとって一番大事なカッティングポイントが潰れてしまってます。
他の部分は綺麗なままですが、しっかり全体を研いで、この凹みを完全に取り除きたいですね。


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これは面白い。
カッターにとって大事な表面のメッキが、剥がれたようになっているのが見てとれます。
これもメッキが綺麗になるまで丸ヤスリでしっかり研ぎましょう。


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で、コレ。
カッティングポイント(上刃と横刃が合わさる尖っているところ)がすこ〜しだけ白っぽくなっていると思います。
これもやっぱりメッキが痛んでるんですよね。

別にこれくらいなら切れ味がすごく悪くなるわけではないのですが、メッキがダメージを受けているということはわかっていて欲しいなと思います。


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よく目立てをする時に角度が30度とか、フック型やバックスロープ型とか言いますけど、それももちろん大事だけど、カッター表面のメッキが「刃」なので、そこをしっかり整えるということを頭において目立てに取り組んでもらえるといいなと思うのです。

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2018/01/28

初タイムラプス

樹上作業用のインスタアカウント「kurotaki_skyteam」に作業中のタイムラプスをアップしました。
FBページにもあげてるんだけど、インスタの方がキレイなので。

これは午前中の2時間くらいのタイムラプスなのね。
バッテリーはめちゃくちゃ減るし、さすがに動きが速すぎてクライマーの動きくらいしか確認できないから、次からはもっと短い時間でわかりやすい動画にできたらと思ってます。

それにしてもこれ、ほんまおもろいわー

#timelapse #treework

kurotaki_skyteamさん(@kurotaki_skyteam)がシェアした投稿 -

1月 26, 2018 at 2:35午後 PST

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2018/01/23

ダイローブ102 VS 防寒テムレス

これまで林業界最高の防寒手袋といえば、ダイローブ102だったと思います。
マイナス60度でも硬くならず、耐久性抜群という。

ただ、ネットを徘徊していてアウトドア系を中心に絶賛されてるのが、ショーワの防寒テムレス


一体、どちらがチェンソーを使うような現場作業に向いているのか。Img_4327
ダイローブ102は黄色いヤツというイメージがあると思いますが、なんか恥ずかしいので黒を使ってます。


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僕は末端冷え性で長年悩んでおりまして、この季節はもうどうしようもなく辛いんですね。
それが果たして解決できるのか。
つまり、
作業性が良くて、手が冷たくならないのはどちらなのか?


結論(いきなり):
防寒テムレスの圧勝!

末端冷え性としては、これら防寒手袋だけでは全然ダメダメでインナーも使用してます。
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インナー(薄手です)はウールにしてます。
素材も色々あるけど、結局これが一番かと。


でね、結局ね、ここまでしても冷たいもんは冷たいんですわ。
指先の感覚がないんです。
防寒テムレス、ダイローブ102どっちもいい勝負。
結局、マフラーを触るのが最強ってことに。。。

あ、もちろん僕の使ってるチェンソーはグリップヒーター付きなんですけどね。


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防寒勝負はほぼ互角。

手の冷たさが同じなら、どうして防寒テムレスが良いのかというと、その作業性。
圧倒的に柔らかくて手を動かしやすいんです。
ダイローブ102は見た目の通り、分厚い防水手袋って感じで硬い。
手を動かしやすい(可動域が広い)ということは、大きくグーパーできて血行も良くなりやすいと思うんです。

また、指先感覚も両者で大きく違います。
防寒テムレスは指先に「遊び」が少ないんです。
対して、ダイローブ102はどんなに手袋を引っ張ってピタッとはめたとしても指先に「遊び」があるんですね。
これは空気の層で冷感をさえぎる役目もあると思うんですが、こと作業となるとチェンソーの燃料キャップは回しにくいし、何かと気持ち悪いんですね。

で、値段も防寒テムレスの方が安い、蒸れにくいとなるとそりゃ防寒テムレス売れるはずだわって感じです。


ただ、ダイローブ102のインナーは取り外すことができるので衛生的に使えます。
くっついたままだけど。。
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結局、ダイローブ102は僕の場合、自宅での雪かき用になってますね。


みなさん、サイズを間違えないようしてくださいね。
僕は防寒テムレスはLL、ダイローブ102はLを使っています。
上に書いたインナーグローブは薄いので、僕は使っても使わなくてもこのサイズでちょうどいい感じです。
や、ダイローブは指がちょっと短いかな〜。


ダイローブのファスナーは必要ないでしょう。
手首周りスカスカだし、ファスナーを開け閉めしたことないです。
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で、番外編として、実はこの2つ以外にも試した組み合わせがあって。

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中厚手のウールインナーグローブと防滴グローブ(サンダーパス)。
指先の冷たさ加減はインナーが分厚いので結構いい感じ。
防寒テムレス、ダイローブ102と同等ってことです。
これは防水ではないから、雪の中で長時間使うには向かないだろうけど。


この組み合わせの特筆すべきところは、比較にならないほど作業性が良いこと。
まず軽いし、指先感覚はバッチリ、手袋のごわごわした違和感がないし最高に使いやすい組み合わせになってます。
なので、まだ試してないんだけど、高所伐採作業の時に使えるかなと。
こんな時ね!

cold... #arborist #treework

kurotaki_skyteamさん(@kurotaki_skyteam)がシェアした投稿 -

1月 1, 2016 at 3:39午前 PST

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と、ここまで書いておいてなんですが、みなさんはきちんと事業体指定の防振グローブを使ってくださいね!

こういう防寒グローブもあるよ、という紹介記事でした〜

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2018/01/20

赤堀楠雄さんの講演会が奈良でありますよ

というわけで、赤堀さんの講演会です。
林業って当たり前だけど、どうしても地域性が強くて視野が狭くなってしまうことがあると思いません?
赤堀さんのような川上から川下まで全国を回っている人の話ってすごく刺激を受けるんですよね。


主催者のホームページから引用します。

以下の通り第5回の「明日の奈良の森を考える学習会」を企画させていただきましたのでお知らせいたします。
皆様には是非ご参加くださいますようよろしくお願いいたします。
参加申込WEBSITE https://naraforester.wixsite.com/asumori-5

5421341bs

奈良県のフォレスターが主催だけど、全国どこからでも参加できますので、お気軽に申し込んでくださいね。
あと、大事なのは第2部の交流会。
これがあってこの勉強会が完結します。
ご飯も美味しいし、是非ご参加を。

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後援会の予習するならこちらをどうぞ



現場派ならこれ!(ブログの紹介文はこちら

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