出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

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2019/01/16

モンベルのアルパインインナーキャップは買い!

みなさんヘルメットは直接頭にかぶってますか?
僕は3シーズンは手ぬぐいを頭に巻いてからヘルメットなのですが、冬だけはどうにも頭が寒いのでニットキャップを被ったままヘルメットだったんですね。

でも、それだとなんだか蒸れるというか、なんだか快適に使えてなくて長年どうしたものかな〜と思っていたんです。

で、最近林業(一次産業)に力を入れているモンベルで何かないかと探してみたら、まさにその名の通りのヘルメットインナーキャップがあったんで買ってみたんです。


僕が調べた限りでは2種類ありました。
アルパインインナーキャップ
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シャミースインナーキャップ
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でね、このアルパインインナーキャップがいいわけですよ。
薄くてヘルメットの中で邪魔にならず、かつしっかりと暖かい。

クリマプロと防風シェルの組み合わせが耳までおおうので、ちょっと音が聴きにくい感じがありますが、これは個人差があるかな。
一応穴は空いてます。
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あ、でね、シャミースの方は、うん、まあ普通かな。
薄手のフリースのキャップという感じ。
別に悪いわけじゃなくて、アルパインインナーキャプが現場ヘルメットには最強ということなんです。

サイズが2種類あるから、ぜひお店で試してみてください。
ちな、僕はM/L。
まだまだ寒い日が続きますので、少しでも快適に仕事しましょー

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2019/01/09

モンベル ツリークライムハーネスを使ってみた

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高所作業にも使えるということ、また1万円代(!)というコストパフォーマンスの良さからモンベルのハーネスを使ってみました。

で、結論から言いますと、
「十分樹上作業に使える。ただし値段相応。改善の余地あり」です。

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僕は普段はぺツルのセコイアを使っています。


画像のようにモンベルのハーネスにぺツルのキャリツールSとキャリツールエボを装着しています。
アクセサリーループは左右に一ヶ所ずつしかないので、そこにキャリツールのSを通しています。
ここにキャリツールのLサイズは通らないのです。

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チェンソーをぶら下げるとこんな感じ。


アクセサリーループはキャリツールエボで解決するので良いとしても、ギヤラック(ループ状のひも)が左右に一つずつというのはワーク用のハーネスとしては決定的に少ないと思います。
ここはぜひ改善してほしいところ。


あと、樹上作業で使う場合にちょっと厳しいのはフロントのD環
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ここはやはりブリッジも使えるようにしてほしかった。
あと1万円高くてもいいから。
樹上での身体の使い方に大きな違いがありますので。


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サイドD環はこんな感じ。
画像は基本的なサイズのカラビナを2つ使ってますが、まあ標準的ではないでしょうか。
サイドD環は普段は前向きになってますが、ある程度遊びがあります。

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パッドはペラペラです。
70ccクラスのチェンソーをぶら下げたらどうなるのかはまだ試していないのですが、トップハンドルをさげたり、1日中樹上で作業している分には全く問題ありません。

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あと気になったのは、レッグループの調整用ラダーが外れやすいこと。
さすがに使用中に外れはしませんが、着脱時に外れてしまうことがありました。
ていうか、ここ取り外しできる必要あるのかな。。


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と、ここまでいろいろ書いてきましたが、結論は冒頭に書いた通り。

改善してほしいところはあるけれど、ワーク用のハーネスが1万円代ってどう考えてもスゴいこと。
樹上作業用として売られているものは5、6万が当たり前。
そういったお腹いっぱいの高級品とシンプルなモンベルのハーネスはさすがにおなじ土俵にはあげられないかな。

年間ずっと大木相手に樹上作業しているような人は専用のハーネスを、そうでなくて月に1、2現場程度や小低木中心の作業ならモンベルのハーネスでも全然問題ないと思うけど。
だって、この仕事って他にもロープやらデバイスをいっぱい買わないといけないでしょ。
抑えられる出費は抑えたい人もいるんじゃないかな。


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2019/01/06

バッテリーチェンソーの不具合

もう出会う人すべてにバッテリーチェンソーの良さを説きまくっているんですが、1年ほど使ってみてちょこちょこ不具合があるんで、その報告です。

ちなみに、僕が使っているのはハスクの536xpです。


僕はバッテリーのメリットとして「壊れるところがない」って言い回っているんですが、これまで2台持っている536の内、一台が使用途中に急に動かなくなるというトラブルが1年で3回ありました。
電気は流れているので、「ウー」となるのですが、チェンが回ってくれません。
スプロケット周りの分解できるところは外してみましたがダメで修理にだしました。


【1回目】
ハスクの人「スプロケット周辺が横から押し込まれるような衝撃で噛み込んでしまい、チェンが回らなくなっている」
→そんな衝撃は一度も与えてません。
普通に使っていて突然動かなくなりました。

【2回目】また数ヶ月ほどで同じ症状。
ハスクの人「ギア周りにゴミが詰まっていたので、掃除したら直りました」
→ ゴミ? そんな隙間どこにもないけど・・・


【3回目】またひと月以内に同じ症状。
さすがにオイオイって感じでしたが、直ってきてからは調子よく使えてます。


【重要!】
何度も壊れていたのは2台あるうちの1台だけです。
ま、ハズレをひいたってことですかね。
バッテリーチェンソーにもハズレがあることには驚き。

んで、年末。
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今度は充電器のエラーです。。
全部で4つあるバッテリーのどれも充電できません。

販売店でもエンジンのようにその場でパッと直せないし、電気系統はどこかどうおかしいのかさっぱりわかりません。

さて、今回はどんな不具合だったのかなあ。

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2019/01/05

チェンソーは素晴らしい

みなさま、明けましておめでとうございます。
年明けからもう5日も経ってしまいました。

年末年始いかがお過ごしでしたか?

僕はチェンソーの潜在能力に改めて感動したこの年末年始でした。

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これね、ホテルの入り口なんだけど、鉄骨のままだと面白くないということで広葉樹をガバッとはめ込んでます。


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こんな感じに。
こんな加工はチェンソーじゃないとまず無理なんですよね。
巨大な自然木に対して、ある程度の精度で彫り込んでいくという。

これ、加工した時はもっと大きくて、設置後にバランスをみて頭(末)を1000mmから1400mm短くしました。
スミつけ、加工、設置まで3日かかってます。
これだけ巨大だとそう簡単にはいかないと学びました。


んで、あとはいつもの、これ。
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チェンソーアートで使った残りの端材をもったいないから板に挽きました。

他にヒノキも挽いたんだけど、もうその濃厚な香りっていったらないね。

ほんと、チェンソー製材は神。


チェンソーはいいよな〜、チェンソーはいいよ〜
というわけで、今年もよろしくお願い致します!

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2018/12/23

飫肥杉のミステリーサークル

グーグルアースの位置情報「31°43 50”N 131°23’05”E」
アプリ入れてる人はぜひみてほしい。
ネットニュースで取り上げられたから、知っている人も多いと思うのですが、これほんとちょっと鳥肌もんです。

ここで画像載せてもいいんだけど、自分で見つけた時の衝撃といったらないので、ぜひ探してみてください。


植栽密度の違いで樹高に差が出てきて模様になったらしいけど、実際に現地に行ってもおそらく普通の森なんでしょうね。
それを空から見るといきなりヤバくなるという。
なんだか神秘的でもあるわ。

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2018/12/22

森林インストラクター、無事合格

先日二次試験を終え、その結果が発表されました。

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まあ、二次試験は心配いらないと周りから言われていたので、それほど心配していなかったのですが、やっぱりホッとしました。

「出来杉計画」を見てくれている人は林業や木に興味があったり、生業としている人が多いと思うのですが、森林インストラクター試験はぜひおススメしたい。

資格を仕事に生かすかどうかはその人次第ですが、勉強の過程で沢山のことに気づくことができます。
現場で日々自然に接していますが、現場仕事の裏付け、理由づけができるようになります。
吉野林業の密植も「そういうことか」と得心です。

一発合格はそれなりに勉強しないといけないと思いますが、4科目を毎年1科目ずつクリアしていけばいいのですから、そう考えると気も楽になりますよね。


皆さんも来年はぜひチャレンジしてみてください!

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2018/12/20

mont-bellの作業服

MacBook airが6年目にして突然死。
バッテリーとSSDを交換して約半年。
まさかメモリがいってしまうとは。。。

というわけでこれからiPadで更新するぞと。
これまでのようにできるんかなー

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で、mont-bellの林業作業服です。
最近のmont-bellはどうしたのか、というくらい現場に接近してくれています。
ワークマンがその機能性で一般層に浸透しつつあるのだから、アウトドアブランドがその機能性でワーク部門に入ってくるのは大歓迎ですね!


林業の作業服は定番のオレンジと黄色があるんですよね。
僕は何も考えずオレンジにしたのだけれど、相棒はイエローを選択したわけで。
これやっぱり、パンツは黒の方が引き締まっていい感じかもね。

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この2枚の画像は僕らのFacebookページ「黒滝村森林組合skyteam」から取ってきてるんで、もっと沢山の画像を確認したい人はリンク先に飛んでみてください。

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2018/12/08

チェンソーマン

週刊少年ジャンプ、もう皆さん読んでいませんか?

まだ読んでるよ、という貴方。
なかなか熱い連載が始まりましたよね!
タイトルにつられて読んでみたら、なんだ面白い。
「チェーンソー」じゃないところも、わかってる。

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フンボルトノッチで伐採するという、なかなか通好みなことしてますよ!


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2018/12/03

森林インストラクター2次試験

一次試験に合格したことはお伝えしましたが、いよいよ2次試験となりました。
試験会場は東京の林野会館。
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2次試験は2日間に分けられていて、初日の受験者数は71名。
2日目も同じくらいだとすると例年100名程度の合格者数だから、今年は非常に多いことになります。
もちろん、2次試験でダメな場合もあるから、最終的な合格者数はわからないけれど。
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試験会場は6階。
まず、604会議室で藤森先生の講習を受けます。
この「森林インストラクターの役割と心得」の講義はとても良いと聞いていたので、楽しみにしていました。

僕のメモを載せておきますね。
あまりネタバレになっても良くないので、ほんのさわりだけ。
これは1次試験に合格した人だけの貴重なものですから。
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森林インストラクター試験の4科目は大変。
そこまで勉強する必要があるのかなと、、笑
でも、学べる時に学んでおくのは後々役に立つことがあると思います。

森林は多岐にわたっている。
私たちの生活、社会との関係。
森林生態系の多様な機能をどう生かすか。
森林を通して多くの人たちとともに楽しみながら学んでいく。
それが必要なのではないか。

もちろん、人工物でも想像力を養ったりするが、森の中のソウゾウ力、一つはクリエーション、もう一つはイマジネーション。
自然の中にはそれがたくさんある。
活動するときはそれらを伝えてほしい。

人類は森の中で誕生した。
森に行けば、私たちの五感を通じて伝わってくる大事なものがある。
例えば、モーツァルトの音楽がなぜ今でも愛されているのか。
それは森の中で枝葉が風で揺れる、海岸で波が寄せるリズムと同じだから。

自己実現と社会貢献。
これが一つのヒントになれば。

縄文文化は森の文化です。
そこで素晴らしいのは、弥生人が水稲文化を持って来た時、駆逐せずに縄文人と共存していった。
水稲には水が必要。
水は森から。
弥生人も森と付き合っていく必要があった。
縄文は1万年続いた。弥生は2000年。
こういうことを感じるとインストラクターは誇り高い物だとわたしは思います。

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と、先生の講義の後、いよいよ面接と実技です。
僕は605会議室での面接。
この部屋は狭くてドアを開けると、いきなり3人の面接官とご対面。
着席後、自己紹介となぜ森林インストラクターになろうと思ったのか動機を聞かれます。

そして、次は実技。
僕はロープを選択。
もやい結びの結び方を実演します。
そしてその応用として、「わなもやい」「(中間)もやい」「ひとえ継ぎ」をやって終了。

最後に面接官から質問、講評を受けます。
面接官1「最初のもやい結びはゆっくりやってくれてよかったけど、プロの君がパパッとやったら、そのあとはこっちは素人なんだから全然わからないよ」
「あ、確かにそうですね 汗。これは最初のもやいを覚えてもらったら応用できるよ、ということなんです」

面接官1「あと、(もやいを)普段の生活では使うことがないって言ってたけど、どうして?」 
「今は普段の生活で、そもそもロープやひもを使うことがあまりないように思います。アウトドアやキャンプではロープを使いますし、その時に一つだけでも使える結びを覚えておくと便利だと思います」

面接官2「森林組合でこの資格は生かせそうですか? 森林インストラクターになったらどのような活動をしたいですか」


「いや、組合では無理です。仕事に生かすというよりは、環境教育などで木を大切に使ってもらうことを伝えていきたいです」

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と、これで面接と実技の2次試験終了。
結構、最後のところで先生方に突っ込まれたんで、正直ビックリ。
志望動機で「この資格を仕事に生かしたい」って話したから、最後に質問してくれたと思うんだけど、それを見事に否定してしまうという 笑

他の受験生の方とも話したのですが、面接官の先生方がどんな話題にも的確なツッコミを入れてくるので、それは本当にすごいと思います。
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というわけで、最善は尽くしたのであとは結果を待つのみです。
今年後半は、インストラクターのおかげで充実した日々を過ごすことができました。
良き良き。

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2018/11/29

道具と技vol.19 リギングの科学と実践

そうです。
特殊伐採の大特集号になりますっ!

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ISA公認テキスト『アーボリスト® 必携 リギングの科学と実践』(8月、全林協発行)は、国際組織ISA(International Society of Arboriculture)によって体系化され、世界共通標準となる樹上伐採技術のエッセンスをまとめたものです。

本特集ではこのISAテキストを引用しながら、実際の現場におけるアーボリストの技術や道具を写真図解で紹介しています。
特殊伐採従事者、アーボリスト必見!
全林協ホームページより引用)

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例のテキスト。 これね。

amazonのレビューにもあるように「わかりにくい」って思う人もいると思うんです。
だって、原著はDVDとセットで販売されていたんですから。
映像なしで本だけ読んでもそりゃなかなか厳しいこともあります。
(それを踏まえて翻訳版はかなり補足説明が入っています)
そこで、この道具と技VOL.19ですよ、奥さん!

同僚の我が組合のエースクライマーbirdさんも「アーボリストの腰回り道具」に登場しています。
他にも友人がたくさんが登場しているんですが、豊富なカラー写真で情報量もかなり多いです。
多くの人に満足してもらえる本になっていると思いますよー

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