出来杉計画とは

(記、2013年4月30日)
現在、人工林や花粉症などなどなにかと印象の悪い「杉」。
でも、古来からその扱いやすさで日本人とともに歩んできたのも事実。

そんな杉をなんとかしよう!

杉のために出来る事をスギスギ(次々)やって行く計画」を開始します!

<出来杉計画活動の柱>
○林業の話題は
山仕事、林業の話題 
○チェンソーアートの話題は
チェーンソーアートの話題
チェーンソーアートの作品
○杉の葉染めの話題は
杉の葉染めの話

杉の学名は「Cryptomeria japonica(隠れた日本の財産)」。
いつまでも隠しておくのはもったいない!

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2016/07/29

バーバーチェアの動画

林業界でいうところのバーバーチェアというのは、伐倒の際、幹が裂け上がってもうわけがわからんことになることですね。

バーバーチェアがいかに危険なのかがよくわかる動画がありました。
もしかしたらyoutubeで有名な動画なのかもしれないけど、僕はインスタで見つけました。
本当インスタは便利で面白いよ。

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2016/07/28

湯浅勲さんの勉強会に行ってきた3回目

先週のことなんですが、日吉町森林組合の湯浅勲さんの勉強会に参加してきました。
1回目2回目のレポート)


今回は湯浅さんと参加者の皆さんで作業道の現場を練り歩くというもの。

一緒に歩きながら、どうしてこう言う地形になっているか、切り取り面を見ながら、堆積している石を見ながら、一つ一つ説明してくれます。
なんてわかりやすいんでしょう!

もちろん、僕らは地質の勉強に来たわけではなくて、壊れない作業道づくりのために必要と思われる知識をざっくりと教わった感じでした。


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この道はフォワーダ、ハーベスタ、そしてハイエースが走れるように設計、作ってあります。
勾配はmax12度。以前は14度だったけど、やはりきついので変更したそう。
普通は10度以下ということでした。

だいたい1m1000円から2000円で作っているとのこと。
僕らの作っている道とは姿もお金も時間のかかり方もあまりに異なっていて、作業道を歩きならが、かなりのショックを受けてしまった。。。


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「新しく埋まったところは根が出る。根が出ると盛り土はしっかりしてくる 」


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「満タンになった土留め堰堤の傾斜は5度くらい。つまり洗い越しもだいたい5度くらいの傾斜をつけてやると良い」


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これなんていうのかな? 
路面を水が走らないようにここで逃がしてあげるんだけど、その逃げた落ち水で路肩が侵食されないように繊維マットが敷いてある。
good idea!


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と、丸太組みの釘の頭が僕らが使っているものより大きいことに気づいた。
僕らは250mmだけど、聞けば10寸クギを使っているという。
なぜなら8寸だと曲がってしまうから。
確かに、ヒノキの節に打つとクギの方が負けるもんな。
単価の高さ or 失敗率、うーんどうだろう。


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道からハーベスタで届く分だけ搬出して、届かないところは間伐してそのまま寝かせておく。
こういう割り切りは心苦しいけど必要なのだろう。
話には聞いていたけど、実際に目で見て自分ならどうするか考えてしまった。


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今回参加してみて、とっても勉強になりました。
やっぱ現場を見て歩くと情報量がすごいわ。

ただ残念なのは、僕が道付け班ではないこと。。
道付け隊長たちも今回誘ったんだけど、都合がつかなくてね。
もったいなかったなー


この勉強会も次回が最終回。
どうなるのか非常に楽しみ、、と書いておしまいにしようと思ってたんだけど、仕事の段取り上、参加できなくなってしまった。。
つらいわ〜泣


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2016/07/24

奈良でRウインチの体験販売会やります

僕たちがリギング作業で使用している近代美装のRウインチの体験販売会を奈良県黒滝村で行います!

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・日時 10/9 
9:30受付開始
10:00〜15:00くらいまで体験会

・場所 黒滝村「こもれびホール」近くの山林
集合場所はこもれびホールの駐車場です

・内容
基本的な使い方
ダイレクト・吊上げ能力の体験
トラブル回避や応用方法など具体的にお伝えします
一人でのセット体験
誤ってロープ巻取り時に絡めた場合のテンションの抜き方体験
想定されるリスクの説明

当日は僕らが実際にウインチを使った枝下ろしの実演を行い、それを見ていただき、実際に参加者の方にウインチを使ってもらいます。
ヘルメット、手袋をご持参ください。

またウインチだけではなく、クライミング、リギング作業全般についての相談も受け付けております。

・参加費 5000円(一人)
これはクライミング、リギング講習会ではありません。
実際に製品に触れていただき、購入を検討していただく販売体験会です。
もちろん当日特別価格にて販売も可能です。


・参加申し込みは氏名、所属、電話番号を記入の上「体験販売会申し込み」のタイトルで
hello.dekisugiアットマークgmail.comまでメールください。

質問も受け付けています。

当日は参加者特典アリ、体験会後には懇親会もありますので、興味のある方は是非ともご応募ください。

ここでしか聞けない話、ネタがありますよ!

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2016/07/20

ヘルメットがくさい

いつの間にか梅雨も明けて、暑さ真っ盛り。
ほんっと熱いわ。
夕立欲しいわ。


という感じで、汗でつゆだくになってると、
ヘルメット、くさくなってきますよね?
まさか俺の加齢臭ってことはないですよね???

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とりあえず僕は額を中心に手ぬぐいを巻いてから、ヘルメットをかぶってます。
蒸れない程度に汗を吸い取って欲しいので。

んで、家に帰ってきたら洗濯洗剤で洗うんですけど、やっぱあごひもに汗が染み込んでると思うんで、ここは念入りに洗ってます。

で、乾かすんだけど、それでもにおうことが普通にあるんで、そんな時はファブリーズしてます。

ファブリーズ、簡単にニオイが消えるから本当、神ってると思うわ。


まあ、こんな感じなんだけど、皆さんヘルメットのニオイ対策、どんなことしてるんかなあ。

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2016/07/15

スギハラのチェン?

インスタで気になる情報が、、

Sugihara chain!? In testing and coming soon....

TreeStuff.comさん(@treestuffdotcom)が投稿した写真 -

2016  7月 13 9:40午前 PDT

まさか⁉︎と思ってダイアトップのサイトを見に行ったけど、特に代わり映えなく。

今度チェンソー販売店さんで詳しく聞いてみようと思います!

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2016/07/13

wood spirits

今週末の17日に行われるチェンソーアートスクール。
題材は「wood spirits」です。
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木の精霊というと、僕らはもっと妖精のようなものをイメージしがちですが、欧米の人たちはどうやらウィザード的なおじいさんをイメージするようです。
日本でいう「仏、ほとけ」みたいな感じなのかな。

日本ではあまりメジャーな題材ではないですが、向こうの人たちにとっては一般的なモチーフです。
まだ参加人数に空きがありますので、ぜひチャレンジしてみたい人は吉野チェンソーアートスクールまでお申し込みください。

2016年7月17日(日) 午前9時30分~午後4時

・会 場  吉野アートスタジアム

・講 師  吉野チェンソーアートスクール チーフインストラクター 梶谷哲也

・受 講 料  12000円 (講習費・丸太代を含みます。)

※年会員(年会費10000円)の方は10800円です。

お申込み、お問い合わせは

「吉野林業資材センター内 吉野チェンソーアートスクール事務局」まで。

TEL. 0746-32-8129         ringyou@yoshino-shizai.com

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2016/07/10

奈良の木の匠養成塾4回目

今日は木の匠養成塾の最終日。
宮大工の小川さんの講演があるということで、これはかなり楽しみです!
宮大工ってほんと憧れるよねー

過去の様子はこちらからどうぞー・1回め3回め


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まず最初は、宮大工の小川さんの講演です。
「不揃いの木を組む」と題した講演だったのですが、内容は主に「人」についてだったな。

・木のことはあまりわからない。
なぜなら主にスギとヒノキしか使わないから

・法隆寺を直せる人は作れる人でないといけない。
1300年前の伝統とか引き継ぐとかいうことではない。
魂、考えを思えばカタチは変わらない。
本物を作っておけば、いつの時代も変わらない。
次の世代に嘘偽りのないものを残す。
そうすれば、のちの人が読み取ってくれる。

・徒弟制度。
なぜ新人に食事の用意、掃除をさせるか。
そのことでその子の思いやりの気持ちや段取りがわかる。
職人は走りながら考える。
掃除は体を動かさないと、机の上ではできない。

・最初は刃物を研ぐだけ。
最近の子は「これでいいですか」とすぐ聞きに来る。
「オノを研げ」と言ってるんだから、オノを研ぎ続けてナイフになるまで研げばいいんだ。
そういう不器用な、仕事にどっぷりとしたるような子を弟子にしたい。

・ずっと研ぎばかりしていて、やりたくて仕方ない時に自分の持っている一番いいカンナを貸してやる。
そうするとその感覚、感動は一生忘れない。
いいタイミングで貸してやることが大事。

・無駄をさせて、無駄に気づかせ、無駄をなくす

・教えない。学ぼうとする雰囲気があることが大事

・エンタシスがどうとか、先に先生が教えているから現地で確認しているだけ。
1300年支えている柱に抱きつくような子を弟子にしたい

・いいものを作るよりも自分にあった使いやすい道具を持つことが大事。
道具に恥じない仕事をするようになる。
そういう道具を持たないから手を抜くことを考える。
切れる刃物と工人の想いでいい仕事ができる。
切れる刃物は嘘つかない。

・執念のものづくり。
真面目にひたむきにやらないと人の心を打つものは作れない

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ヒノキのカンナくず
これでも厚い方だそうだ。。。
こんなんでもヒノキの良い香りがするんだから、木ってすごいよ。


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休憩を挟んで次は家具デザイナーの松本和美先生
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正直、午前中の小川さんのインパクトがすごすぎて、松本先生の講義はちょっとリラックスタイムみたいな感じが無きにしもあらずだったけど、印象に残った言葉を。

・ものの名称で考えない。
イスを作って欲しい → 人の身体を支えるもの。腰をかけるもの。
こうするとコトバから離れて自由な発想になる。


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んで、一番最後は

「吉野材を使った魅力的な住宅使用例」Ms建築設計事務所 三澤康彦さん。
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木をたくさん使うとどうしても山小屋風の建築になってしまうことがあるんですよね。
でも三澤さんはそうはしたくないと。
「センスのいい吉野杉の家」を追求していると。
色使いとかもすごく気をつけていて、壁は漆喰で白くするとか、ソファは原色を使うとか、本当にそれで印象が大きく変わるので勉強になりました。


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ということで第3回は参加できなかったのですが、無事養成塾を修了したということで、、
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修了証書と記念品(らんちゅうのお箸)をいただきましたー

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とにかく今日は小川さんの話が面白スギて、もっと聞きたかったんですが、全体的にとても良い企画だったと思います。

普段、山奥で木を伐ったり、山の手入ればかりしているので、木がどういう風に使われているのか全く知らなかったですから。
素材生産とはよく言ったもので、僕らはこれからも丁寧な施行によって吉野材をしっかり作り続けていかないといけないなと思いました。

また明日から頑張ろう!


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2016/07/04

そこは牛だろう

今日も木登り仕事してたんですが、朝から暑くてあっという間に、ゆでダコ状態。
顔は真っ赤に日焼けするし、暑すぎて思考がうまく働かないし、暑さなめてたわ。。
完全に準備不足。情けない。。

んで、趣味特技として続けているチェンソーアート。
今はこんな感じ。
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これは南都銀行大阪中央営業部1Fロビーに展示されています。

お堅い金融機関に可愛いくまがいたら癒されるだろうと思って作ったんですよ。
でも、作品の引き渡しの時に、ハタと気付いたんです。
「ここは、くまじゃなくて牛だろう」と。

もし次の機会があれば、その時は猛々しいバッファローみたいな感じにしたいとおもうのです。(反省)

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2016/07/02

奈良の木の匠養成塾第三回

今日も木の匠養成塾へ参加してきました。
第一回めの記事はこちらです。
養成塾第二回めは所用で参加できませんでした。残念。。


まず午前中は我が黒滝村の徳田銘木へ。
もう皆さんご存知ですね。
個人的にも大変お世話になっております、はい。


徳田社長の案内で自然木の絢爛たる世界へ。
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曲がりまくってますが、ちゃんと「スミ」は通ってるので、手すりなどに使うことができます。
社長曰く、「人間も同じ。曲がってるようで、みんなどこかちゃんとスミが通ってる」


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中央の黒っぽい奴はツツジだそうです。
えっ、ツツジ?

左にちょっと見える枝だらけのやつも面白い。


会社案内の後は黒滝の森を見て歩きます。
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女子大生たちが「トトロみたい〜」と言ってたのが一番印象に残ってます、はい。


もちろん社長の言葉も印象に残ってますよ。

「バイオマスに行くようなのもウチでは商品化する」

ただただ素晴らしい。

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そして午後からはトリスミ集成材
こちらも黒滝村と縁の深い会社ですが、構造用集成材に強いメーカーさんです。


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これは十津川村の学校に使われる構造用集成材です。
第一回で見学した櫻井さんの化粧張り集成材との違いは明白で、一口に集成材と言ってもいろいろな種類があり、またその可能性も大きいと感じました。
会社の実績紹介のページは必見ですね。


工場見学の後はトリスミ集成材の材を使って建設中の五條総合体育館へ。
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美しい!
設計を担当した東海大学の杉本先生が案内してくれました。
なんて贅沢なんでしょう。


ただの体育館としてだけではなく、地域のシンボル、また災害時の避難所にもなるわけで細かいところまでいろいろと計算、考えられていたのが印象的でした。

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これ集成材の梁(はり)のように見えるでしょう。
ま、もちろん梁は梁なんだけど、耐火設計のために石膏ボードが芯材としてあって、その上に化粧として集成材を貼ってあるだけなんだそうです。
化粧といえば、節のない無垢板を貼るもんだとばかり思っていたので、こういうのもあるのかと勉強になりました。

あと、梁の右隅をみてください。
コンクリにくっついてないですよね。
下にある鉄骨に乗るようになってます。
これは梁がくっついてると大地震の際に揺れを逃がすことができないから、このように離してわざとゆらゆら梁が動くように設計してあるそうです。


こういうのも設計された先生ご本人の口から「なぜこうなっているのか」を説明してくれるので素人の僕でも勉強になりましたねー
建築やってる人にとっては最高の時間だったのでは。


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(まとめ)

吉野に生きる山いきとして丁寧な施行を心がけているので、どうしても本末同大、完満通直な木が正解みたいな思考になってしまうのですが、今回の自然木と集成材はその僕の小さな浅い思考を見事に壊してくれました。

みなさん「木」を試行錯誤、工夫して製品開発、販売している。
川上にいる僕たちも素材生産の効率upばかり追い求めるのではなくて、意外な新しいアプローチ方法を見つけていかないとつまらないなと思った次第です。


木の匠養成塾、次回が最終回。
楽しみだ。

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2016/06/29

ダブルチェーンノットていうのかな

今日、木登り仕事をしていたら、予報通り雨が降ってきましてロープが濡れてしまったんですね。
なので、ロープを干すんですが、干しやすいようにロープを短くまとめます。

その時に便利なのが、ダブルチェーンノット(?)。
正式名称は知らないんですが、チェンノットが2重になってるんで、勝手にそう呼んでます。
別に珍しい結びでもないし、みんな知ってると思うのですが、便利な結びなので知らない人がいたら是非やってみて、ということで。


1 適当なアイを作って左手(右手でも)に通します
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2 右手首のところにこのようにロープをかけます。
この時、手のひらが上になるように。
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3 左手で右手下のロープを掴み、
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4 最初に作っていたアイに通します。
と、同時に右手も左手でつかんだロープの下側をつかんで、
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5 手首に乗せていたロープに手前に引くようにくぐらせます
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6 また左手で右手の下のロープを掴み、手前に引くようにして左手首に乗せているロープに通します
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7 左手を通したら、また右手も同様に
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8 手前に引き抜く
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9 次に左手も引き抜く 
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10 これを交互にロープエンドまでやっていきます
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11 完成! 長いロープもかなりコンパクトになりますよー
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